去年の暮れに義父が亡くなり葬儀をしたばかりです。
費用はトータルで300万円ほどでした。
そのうちの80万円は僧侶へのものです。戒名が代々最高ランクのものを選ぶそうで、それだけかかりました。
葬儀社はJAのものを選びましたが、実家が農家ということもあり3年前の義祖母の時も同じところだったので危篤になった時からその時の担当の方に連絡を入れました。
葬儀は一般的な通夜告別式でした。
義祖母のときで驚きましたが最近の遺影はデジカメ画像をいくつか変化させるというものでした。
待合室では亡き人の好きな曲をかけられるというので義父の好きな演歌をかけてもらいました。
これは自分で音源を持参しました(CDなど)
困ったことといえば、通夜や告別式のときに近しい親族は前の方に座り一般参列の方は後ろの席に座りますが義実家は田舎なせいかすごく親戚が多くて私にも誰が誰だかわからなかったのですが、とにかく親族側の人数が大勢いて座りきれないだけではなく範囲が広すぎて座る順番がわからなかったことと事前にある程度考えて席順を決めていたのに当日飛び入りで来てしまった親族がいてどこに座らせるかでかなりもめました。
昔の人は座る順番にもこだわって大変です。
私の実家では本家とか分家とかないので叔父叔母くらいまでなのでさほど悩むことはないのですが田舎というのは本当に大変です。
葬儀の流れですが、病院から家に連れて帰り布団に寝かせ通夜当日まで家にいました。
通夜当日は僧侶にお経を読んでもらってお焼香をして終わりで通夜ぶるまいを食べて帰ります。
私の実家ではこういうとき遺体は葬儀場に置いておき近い身内が一晩泊まり告別式を迎えるのですが、義実家の方では遺体も一緒に家に戻ります。
そして告別式の朝、自宅でお別れの儀式をしました。
思い出の品を棺に入れてお別れを言って、最後にお花を入れて棺を閉めます。
棺をバスに乗せて親族もバスに乗り火葬場に向かいます。
火葬場で本当の最後の別れをして火葬に入ります。その間待合室で軽い昼食を取ります。
このとき喪主である義兄が日本酒を飲みまくっているのでびっくりしました。
普通こういうときくらい我慢するものではないのだろうかと思いましたが。火葬が終わってバスで葬儀場に行くまでの間にトイレに行きたいと大騒ぎしていたのにもまた驚きました。たかだが5分ほどの移動でしたのですが。
告別式は僧侶のお経とお焼香をして一般参列者のお焼香で終わり、そのまま初七日法要も一緒にしました。
初七日法要は10分程度お経と親族のお焼香で終わりです。
そのまま精進落としを食べて実家に戻って終わりました。親族が多いと精進落としの数は神経を使います。
通夜ぶるまいは大皿の盛り合わせなので多少の前後には対応できますが、精進落としは1人1つなので足りないと困ります。
葬儀をする上でレベルでは上から下まで料金はかなり幅がありますので、いいものを見ればいいものを頼みたくなりますけど最初から予算がないあるいはこれくらいしか出せないと葬儀社の担当に宣言してあとから追加料金などでないように注意したほうがいいです。
知らぬ間に別料金が発生する場合があるようなのでよく確認すべきです。
お金がないから家族葬とよくいいますが、それでもある程度はお金がかかるので誰も呼ばないと香典ももらえないので逆に一般的な葬儀よりマイナスになることもあります。