葬儀の体験談

葬儀に金をかけるよりも元気なうちに私のためにお金を使ってほしい

葬儀は故人に感謝する重要な儀式だと思いますが、私の親戚の葬儀の際には費用の件で随分と揉める事になったのです。

親戚が亡くなる前から相続や葬儀の費用の分配を巡って「私はあまり親しくないから関係ない」等、兄弟間で争いが起こっていました。

特に葬儀に関しては、今まで介護をしていた人とほとんど関わりの無かった人の間で「あの人は私を全然助けてくれなかった」と費用を一切出したくない人もいて、費用の問題で頻繁に怒鳴り合いが発生していたのです。

また、葬儀の内容についても「火葬だけでいいのでは」や「豪華な内容にするべき」と揉めてしまい、危篤状態に合った本人の前で話していたため看護師さんから怒られる様子も見られたのです。

結果として費用は100万円かからない内容にする事になって、費用は均等の負担となりました。

最初から均等にしておけば良いのに何故こんなにも揉めるのかこの時は理解できなかったのです。

 

葬儀が終了して冷静に考えてみると、親戚間のコミュニケーションが日頃から全く無かった事実に気付きました。

兄弟でありながら何年も連絡を取らず、親である故人も1人の息子に生活資金を贈与したり資産の多くを1人に相続させようとしていたのです。他の兄弟も故人に何度も連絡を取ろうとしていましたが、故人から拒否をされて体調を崩した連絡ももらえない状況だったのです。

 

よってやはり葬儀に関してトラブルが無いように、日頃からの親戚間、兄弟間のコミュニケーションをしっかりとって信頼感を高めておく事が重要だと思います。

本当は葬儀の時にはお互い大人になって対応してほしいと思いますが、日常的にトラブルがあると難しいかもしれません。

故人を前にして言い争いをする状況は恥ずかしい事で、人を大切にする気持ちが必要だと感じます。

 

最近は様々な形での葬儀のプランがあります。

規模が小さく低料金の内容もありますが、故人に感謝する葬儀において必要以上に費用を削ってしまう事が本当に良いのかしっかり考える必要があります。もちろん費用を用意する事が難しい人にとっては低料金のプランも必要です。

そこで葬儀に関する事は、事前にきちんと打ち合わせして「自分の葬儀はこのくらいにしてほしい」と決めておく事も大切になります。

私の母は「葬儀に金をかけるよりも元気なうちに私のためにお金を使ってほしい」と言っています。

故人の思いを大切にして、誰もが無理なく葬儀に取り組めるよう日常的なコミュニケーションが必要なのです。

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