20年近く前の祖父、2年前の祖母の葬儀は葬儀会社を変えました。
祖父も曽祖父も同じ葬儀会社でしていました。ご近所でしたし、祖父母も仲が良かった地元の大手でした。
でも、祖母の葬儀では大手の葬儀会社に変えました。理由は葬儀への不満でした。
正しく言えば、「人間」が嫌でした。
昔は葬儀のお返しは郵送でしたが支払った金額より低い品物にすり替えられていたこと。今ではありえませんが、当時はそうでした。
それを祖母が悔やんでいたので以前、参列した時に丁寧な大手葬儀会社に変更しました。
祖父が死亡した病院はすぐに葬儀会社を紹介しますと言われましたが、祖母の温かい治療をしてくれた病院は押しつけられなかったので電話帳で番号調べて連絡したら午前1時連絡で3時には病院に来てくれました。
そして、葬儀会場に向かう前に自宅前に止まってくれました。
祖母に自宅を見せるために寄ってくれました。これで、この葬儀会社は信頼できると思い内容をパソコンで検討しました。
自営業なので派手にしようと思いましたが家族葬にしました。地元の葬儀会社が商工会議所の役員なので何か言われると思ったからです。
でも、花いっぱいに白木の祭壇で費用は300万以上でしたがとても親切だったので後悔はしていません。
湯かんにお化粧とおしゃれな祖母も喜んだでしょう。自宅でも祭壇を持ってきてくれて7日ごと7回の法要も無事にできました。
90過ぎの祖母の死、覚悟していた葬儀でしたが泣きまくる家族にスタッフさんは優しかった。これは救われました。母は自分の時もここでしてくれと言うほどでした。
困ったことは、断った葬儀会社の電話でした。
「どうして、うちでやらないんだ」と葬儀3日後に怒鳴られました。
ご近所も同じようなので、私だけではないですが病院の紹介を断ってもあるようなので手数料もらっているんでしょうね。病院も
トラブルは親戚でした。
我が家は相続に関しては祖母がしっかりしていましたし相続に関しては一任してましたが、それでも、形見分けだの色々言う人がいるのでその辺りは「最初」にビシっと言わないと後は大変です。
これから葬儀をしなくてはならない人は「予算」と「希望」は決めておいたほうがいいです。
でないと、親戚や図々しい他人がちゃちゃを入れてきます。
嫌な事ですが、葬儀をケンカの場所にしないためにも葬儀の内容と予算、相続は決めておいたほうがいいです。
公証役場でしっかりと、、子供が一人でないなら子供がないなら、これは必須だと思います。
葬儀を無駄という人もいますが大切な人ならばいっぱいの花を入れてあげたい。
祖母は供養になるという花や大好きな色とりどりの花に埋もれて顔まで見えないくらいいっぱいにしました。
それを無駄、生者の自己満足という人もいました。でも、私達家族はこの花の葬儀で祖母を見送りたかった。それをかなえてくれるのが良い葬儀会社と思います。