家族葬

必ず複数の葬儀社に声をかけてよく相談することをお勧めします

私の父の葬儀の体験から、これから御親族の葬儀をされる皆さんへのアドバイスをさせていただきます。

葬儀というものは、やりようによって、本当に様々な内容のものが行えます。

費用も、かけようと思えばいくらでも大きな金額をかけることができるし、節約しようと思えばそれなりの金額で行うことができます。

 

葬儀を執り行う葬儀社も、色々な会社があって、手間を惜しむように事務的にどんどん内容を決めさせようとしてくる所もあれば、とにかくある程度以上の金額になるようお勧めプランを推し進めてくる所もあります。

家族が亡くなった喪失感のさ中で葬儀の準備を整えなければならない、遺族の困惑した思いに付き合っていては、葬儀社は仕事を効率良く進められないのかもしれません。

 

葬儀社も営利企業ですから、売上と利益も多いにこしたことはないでしょう。

それでも、遺族にとってその故人の葬儀は、たった一度きりの大切なお別れの時です。

よく言われますが、結婚式は人によっては何度もすることがありますが、葬儀を何度もする人はいません。

そんな一回きりの葬儀なのですから、その方が亡くなる前の思いや、遺族の意向をじっくりと聴いてくれて、色々な提案を出してくれながら、最も遺族の思いに沿うような葬儀をアレンジしてくれる、そんな葬儀社と出会えるように、葬儀社選びは焦らずに慎重にして、必ず複数の会社に声をかけて、よく相談することをお勧めします。

 

私は父が急逝して葬儀を行う時に、ごく身内の親族だけで行う家族葬を希望しました。

家族の仕事関係の人などは一切の弔問をお断りしました。

最も父の身近にいて、直接父を知っている者だけで、その死を悼んで見送る時を静かに持ちたかったのです。

そうした希望を親身に受けてくれた葬儀社を選べたことで、小さな規模でも、とても心温まる葬儀を行うことができました。それが本当に良かったと、今でも思っています。

 

父は仕事を引退してから十数年たっていて、一人暮らしをしていたこともあり、亡くなった時の交友関係などは家族には全く分かりませんでした。

親しい友人の方に葬儀に来ていただけなかったことを、とても申し訳なく思っていたのですが、そうした友人の皆さんと後日連絡をとることができて、何人もの親友の方々が49日の法要の時に弔問にきてくださったので、父も喜んでくれたのではないかと思いました。

 

葬儀は、亡くなった方のために行うものですが、最も故人を愛していた遺族が納得する形で行うことが、一番大切なことだと思います。

これを読まれた皆さんが、色々な内容の中から、最良と思う形の葬儀を選んで、後悔することのないものを行ってくださるようにと、心から願って止みません。

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