私の祖父の葬儀の体験談です。
私の祖父は、末期の癌だと分かり自宅療養していました。
祖父が亡くなり、往診医に連絡し死亡確認と死亡届を記載してもらい、死後の処置をしていただきました。
その後葬儀屋に連絡し、数時間後に来ていただきました。
私たちは家族葬を希望していましたので、説明を受けました。
家族葬パックで46万ほどでした。
告別式や戒名はなし、僧侶なしです。
他にかかった費用は、他相場での個室の料金、飲食代でした。
祭壇のグレードや棺桶の種類で費用は大きく変わります。
私たちがこの葬儀社を選んだ理由は、まず事前に家族葬について調べていた時にインターネットのランキングで上位にあったからです。
また、複数社から資料請求したり見積もりをしてもらいましたが追加料金が多くかかるところもあり、料金なども考えて選びました。
また、問い合わせは24時間できるところもよくありがたかったです。
見積もり明細を送っていただいたときにも、細かく記載してあったため、不審に思うことがありませんでした。
家族葬の良かったところは、まずは費用が安く抑えられることです。
また、親族や親しい人だけですので、気を使わずにゆっくりできる時間が増え、しっかりとお別れをすることができたように思えます。
しかし、父に聞いた話ですが、あとになってお世話になった方に亡くなったことを知らせるはがきを送ったときに「なぜ葬儀に呼んでくれなかったのか」と言われたこともあったようですので、家族葬にはデメリットもあるのだなと思いました
葬儀は一般葬・社葬・家族葬・密葬など様々ありますので、なにもなくても勉強しておくといいと思います。
実際に親族が亡くなってからだと精神的にもいっぱいいっぱいになってしまうし、適切な判断ができないこともあります。
ですので、家族が集まるときにお互いどういう風におくってほしいかを話し合うことも大切だなと思いました。
また、私は今回家族葬でしたのでこれくらいの費用でしたが、数年前の日本での葬儀の平均費用は199万だったそうです。
亡くなった方に失礼のないようにりっぱな祭壇にしたり、戒名や僧侶代など、いろいろお金が必要になってきます。
大体これくらいは必要なんだと知っておくことも大切だと思います。
私も現在50代の両親がいますが、亡くなったらどのようにしてほしいか、話したことがあります。
悪い話ではなく、前向きな話として、とても大切なことだと思います。