2月に、親戚のおばあさんが亡くなりました。
老衰に近かったために子供たちが交代で介護をして、自宅で最期を看取ることができました。
亡くなる少し前に、肺炎にかかり入院していた時もありました。
最期は家族に囲まれて、幸せな時間を過ごすことができました。
ここまではよかったのですが、亡くなったのが日曜日の朝で、主治医の先生と連絡がつかず、家に来てもらうことがなかなかできませんでした。
次に、いつもお世話になっているお寺にお願いしたところ、ご自身の親戚の方が亡くなって法事を行うことになり、いつ来れるかわからないと返事を受けました。この2点が、とても困りました。
そのままにしておくわけにはいかないので、焼き場の予約を入れるようにと言われて、葬儀の予定よりも先に、焼き場の予約を入れることになりました。
葬儀は家で行われました。
3世帯が一緒に暮らせるほど大きな家に住んでいるために、自宅での葬儀には支障はありませんでした。
亡くなったおばあさんは94歳と高齢のため、兄弟の出席はなく、子供たちが話し合い家族葬で、出席は孫までと決めて行うことになりました。
おばあさんの実家は、会社を経営しており、一般の葬儀になると数多くの方の出席が予想されました。
家族葬にして、葬儀が終わってからほかの方や親せきには知らせる形をとりました。
葬儀社は、以前住んでいた隣の家が葬儀社だったので、お願いすることになりました。
家の中の1階の3部屋は和室がつながっているので、ふすまを取り除いて、長い一部屋を作りました。
祭壇を設けて葬儀ができるように飾ってもらいました。
子供たち4家族に孫やひ孫が集まりました。家で行ったおかげで時間を気にすることなく、のんびりすることもできました。
大きな家なので、お寺の方に使ってもらえる部屋も別に用意できました。家族がくつろげる部屋もたくさんあります。
葬儀費用はすべて含めて200万円ほどになりました。
お寺に支払う分や、食事代も含めてです。
家族なのでかしこまったものを準備しなくても大丈夫でした。
お通夜と葬儀は日にちを、思っていたよりも1日ずらしました。お寺の方に合わせて、時間を気にせずできたので助かりました。葬儀社の方もこちらに合わせてくださり助かりました。
お葬式は急なことなので何があるかわかりません。
心の準備ができていてもバタバタします。お金もかかります。
家族葬でゆっくりと家族とお別れの時間を持てたことが良かったです。
いいお葬式をすることができました。