今年の1月、義父が急死しました。
元々入院していたのですが、良くなったのもつかの間、病院で誰にも看取られずに亡くなりました。
葬儀をするのは15年振りなのでほとんど覚えていません。
それも喪主をするのですから、知らないと言っても良いほどです。
田舎なのでJAの葬儀社と地元の個人経営の葬儀社と2軒しかありません。
JAの組合員だったので先にJAに声をかけたのですが、一杯で受け付けられないと断られてしまいました。
友引なら空いていると言われましたが、じゃあそこでとお願いしても「うちでは友引に葬式はさせない規則ですから。」と無下にされました。
もう1軒の個人経営の葬儀社は快く引き受けていただきました。
近所付き合いもあまり無かった義父なので家族葬でしてもらう事に。
喪主になるのは初めてだと言うと、一から全て丁寧に教えていただきました。通夜から葬儀までの流れと費用のリストが作成されており、明確にしていただき、他の葬儀の例も色々と教えていただき、削れるところも削っていただきました。
お寺様や火葬場への連絡を何度もしていただき、私達がした事はほとんどありませんでした。
おとき(立飯)や仕上げも全て手配をしていただき、手配前には必ず声をかけていただきました。
会社関係からの御花のお供えも受ける前に「受けても良いですか」と連絡をいただいていました。
葬儀が始まっても細やかな気配りで不自由な事等全くと言って良いほどありませんでした。
火葬が済むまでに仕上げの食事をしましたが、少人数なのに給仕の方が二人も付いてくださり、とても良かったです。
葬儀後の請求書も当初は2週間くらいみてくださいと言っていましたが、結局、1週間で教えていただき、早急に対処出来ました。
安心して任せられる葬儀社を見分けるのは難しいかもしれません。
私が今回葬儀をして思った事は、事前に色々な葬儀社を訪問して、色々と聞いてみるのが良いと思います。
葬儀社の対応等、接してみないと分からない事は多いです。
そんな事をしていると親や配偶者から「早く死ねって事か」と言われるかもしれません。
でも覚悟でするのも良いし、本人に内緒で話を聞くだけでも良いと思います。
今では終活もありますので、是非ご夫婦やご友人と行ってみて勉強しても損にはならないと思います。
失敗をしない為には1度でも葬儀社の方の対応を事前に把握しておいた方が絶対良いと思います。
心おきなく故人をお見送りする為に。