葬儀で見積もりなんて、と非常識に感じる必要はありません

葬儀も見積もりを取りましょう!

母が他界したとき、私は葬儀会社3社に電話で連絡し、その内2社を自宅に呼び見積もりを取りました。

実は、母は末期の癌で自宅で療養の末他界しました。

療養中、姉から万が一のときの対処の一つとして指示されていたのが、葬儀社から見積もりを取ること、だったのです。

親族が他界したときにそんな余裕あるわけ無い、と思われると思います。

私も姉から言われたときは、そんなことできない!と反発していました。

しかし、いざとなると、妙に冷静な自分がいて、姉の指示通りできたのです。

姉がなぜそんなことを言ったかというと、仕事柄葬祭の手配をすることが多く、ほとんどの場合が業者の言い値で高すぎる経験からだったのです。

結果として、見積もりしてもらって良かったです。

 

まず、3社に電話をした段階で、応対の良し悪しがわかりました。

1社は「見積もり」と言った途端、面倒くさそうな雰囲気がありました。

当然そこは電話だけで終了です。

実際に見積もりを頼んだ葬儀社のうち、A社が我が家へ来ました。

母がすでに他界していることと、自宅葬にしたいことは電話で連絡ずみでした。

内に上がった担当者は、ドアで見えないようにしていましたが、母が横たわっている部屋の隣、応接室で、メインの客側のソファにいきなり腰掛け、勝手にパソコンをコンセントにつなぎ電源を入れ、話を始めたのです。

正直、むかっとしました。客は私です。

許可も得ず偉そうに座り電源を使用する無神経さにイラつきました。

一通り葬儀社からの話がおわり、他にも見積もりをお願いしている会社があることを伝えるとかなり驚いてそれまでより下手に出始めました。

かなり慇懃無礼なかんじでした。

 

ひとまずA社にはお引き取り頂き、B社が来ました。

そこの担当者は、うちに到着するとまず、「お母様はどちらですか?お参りさせて頂いてよろしいですか?」と言いました。

ちょっと感動しました。実は張り詰めていた心が少しホッとしました。

母に手を合わせた後、その担当者は「枕経」のことや、当家の菩提寺への連絡をしているかどうか、など、葬儀以前に必要な手配を教えてくれました。

そして一段落してから見積もりに入りました。

もうその段階で、私はB社に決めていました。

その後もずっと対応は丁寧で、こちらの細かい希望も嫌な顔せず聞いてくれました。

 

通夜葬儀は近親者のみ。自宅です。祭壇は母が好きだった白と紫色で統一し、花だけで飾る。

写真は着物が大好きだった母の姿を出すために、和装の全身写真。

本当に細かいことをお願いしました。

費用は御礼の品など全て含めて100万円くらいでした。この金額はA社の約半分です。

ちなみにA社は全国的な大手、B社は地元の小さな会社です。(お寺への謝礼は別です。)

金額的にも見積もりをして良かったとは思いますが、一番は、関わってくれる方の人柄がわかることだとおもいます。

葬儀で見積もりなんて、と非常識に感じる方も多いかと思いますが、悔いの無い見送りをするためにもぜひ、数社の方と話してみてください。

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