祖母が信仰していた宗教の慣習とコラボする形の葬儀でした

もう5年前の事になりますが、私の祖母の葬儀の事を振り返ってみることにします。

祖母は、施設のお世話になっていました。

晴天の霹靂という言葉通りに、ある晴れた日の朝に突然亡くなりました。

心臓の持病はありましたが、発作が起きたという事も無く、「老衰」という亡くなり方でした。

生前に祖母自身が会員になり積立てをしていた葬儀会社と、祖母が信仰していた宗教の慣習とがコラボする形で葬儀が営まれました。

祖母の遺体は、施設から、メモリアルホールに運ばれました。

湯灌の後、綺麗に化粧を施された祖母は、もともと美人な人だったので女優さんのように綺麗でした。

 

首都圏で生活している長男夫妻が来て、メモリアルホールの宿泊場所に泊まりました。

次男夫妻が同じ宗教だった為、後は、祖母が信仰していた宗教の信者さん達が、その宗教に則った方法で、弔い事を進めていったようです。

「お寺のお坊さんにお金を払ってお経をあげてもらう事は無い」という信念の人たちなので、葬儀にお坊さんのお経はありませんでしたが、信者さん達が熱心にお経を唱えてくれました。

葬儀に関して、互助のネットワーク力が強い宗教なので、葬儀慣れしているという印象を持ちました。

祭壇の花は、ピンク色や黄色など、綺麗な色味で整えられていて、祖母らしい雰囲気でした。

 

葬儀の儀式のあと、「会食」のホールへと場所が移りました。

上品な料理の並び、味も良かったのですが、思ったほど食べられなかったです。

葬儀のコースが、どの程度のランクだったのか良く分からないのですが、ホールも綺麗で花も沢山あり、料理も美味しく、不祝儀の湿っぽさも無く、本当に「メモリアル」という雰囲気でした。

久しぶりに会う親戚と、近況の話しをしているうちにあっと言う間に葬儀が終わりました。

 

葬儀に関しては、同じ宗教であった次男家族に一任する形だった為、他宗教の身内は「お客さん」という感じのする不思議な温度差はありましたが、これも個人の意思の尊重なので、良かったのだろう、と思う他は無いです。

お坊さんを呼んだり、もしくはお寺さんに出向いたりという「儀式」が無かったぶん、動きも楽でした。

おそらく普通は「お寺さん」に支払うであろう金銭が発生しなかったのだと思います。

お坊さんの座る座布団のレンタル代金や、お坊さん専用のスリッパのレンタル代金など、どんどんサービス料金が加算されたという話も聞いたりする最近の中では「程良い」葬儀であったと思います。

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